薬局での待ち時間の有効活用を可能にし患者満足の向上に貢献
株式会社カケハシ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中尾 豊、代表取締役CEO: 中川 貴史、以下、当社)は、コミュニケーションアプリ「LINE」(以下、LINE)経由でアクセス可能なおくすり連絡帳「Pocket Musubi」(以下、Pocket Musubi)に「店舗チェックイン機能」を追加し、本日から提供開始することをお知らせします。これにより、患者さんは薬の準備が完了するまでの待ち時間を有効に活用することが可能となります。
コロナ禍で「不特定多数の人との接触を減らすために、薬局内の滞在時間を短くしたい」というニーズの高まりを受けて2021年6月、来局前に薬局のLINE公式アカウントから処方せんの画像を送り、薬局で薬を受け取ることができる「処方せん送信機能」を追加しました。しかし、病院・クリニックの近隣にある薬局(門前薬局)利用の場合、処方せん送信機能を使わずに紙の処方せんを直接持参する患者さんが多く、薬を受け取るまでの薬局内での待ち時間が依然として存在しました。この課題を受け、薬の準備が完了するまでの待ち時間を有効活用できる「店舗チェックイン機能」を追加しました。
患者さんは薬局で紙の処方せんを渡した後、薬局のLINE公式アカウントからPocket Musubiで店舗チェックインの操作を行います。薬局で薬の準備が完了すると薬局のLINE公式アカウントに通知が届くため、薬を受け取るまでの待ち時間は一度薬局の外に出て他の用事を済ませるなど時間を有効に使うことができ、薬局内の滞在時間短縮につながります。
(図表)店舗チェックイン機能利用の流れ
(図表)Pocket Musubiの患者さん画面
患者さんは、薬局のLINE公式アカウントを友だち追加するだけで、すぐに店舗チェックイン機能を利用できます。
薬局では、患者さんからの店舗チェックイン受信時、薬局のパソコンに通知が表示されます。薬の準備完了後に薬局から準備完了メッセージを送信すると、薬局のLINE公式アカウントを通じて患者さんに通知が届きます。患者さんは当該通知受信後に来局し、薬局で服薬指導を受けて薬を受け取ります。
薬局と患者さんをつなぐおくすり連絡帳「Pocket Musubi」は、患者さんに「またこの薬局に行きたい」と感じていただけるような薬局体験を提供するための、LINE経由で利用できる患者フォローシステムです。
患者さんの服薬状況からフォローすべき患者さんをスクリーニングし、薬剤師が適切なアクションを負荷なく行うことのできる服薬期間中フォロー機能や、患者さんが来局前に処方せんの画像を送って薬局内の待ち時間を短縮することのできる処方せん送信機能など、患者さんが安心・便利に薬局を利用できるための機能を提供しています。
「日本の医療体験を、しなやかに」をミッションに、医療現場の課題を深く理解し、最新の技術をもって今までにない医療システムを提供することで、社内外の医療従事者と一緒により良い日本の医療の未来を形作っていくことを目指します。
会社名 株式会社カケハシ
設 立 2016年3月30日
所在地 東京都中央区築地4丁目1-17 銀座大野ビル9F
U R L https://www.kakehashi.life/
株式会社カケハシ 広報
メール pr@kakehashi.life
電 話 03-5357-7853