2024年5月31日金曜日に、オンラインセミナー「実臨床におけるPRO（patient-reported outcome）利用推進への期待と課題」を開催します。

PROとは、「臨床家その他の誰の解釈も介さず、患者から直接得られた、患者の健康状態に関するあらゆる報告である」と定義され、患者のベネフィットを評価する有用なツールに位置づけられています。

近年、がん薬物療法を中心に、PROを用いたモニタリングとフォローアップが患者転帰を改善する報告が増えています。患者を中心とした医療の重要性が議論される中で、患者の報告をPHRとして扱い、フォローアップを行っていくことは、患者転帰や医療体験を大きく改善する可能性を秘めています。

厚生労働科学研究で「PRO-CTCAEの日本語版の実臨床および臨床試験における有効性の評価」の研究代表者を務める東北大学大学院医学系研究科医学統計学分野 教授 山口 拓洋 先生をお招きし、PROの現状とその期待や課題についてお話をいただきます。

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