薬局支援のトータルサービス展開を強化
調剤薬局向けに薬局体験アシスタント「Musubi」を提供する株式会社カケハシ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中尾 豊、代表取締役CEO: 中川 貴史、以下「カケハシ」)は、株式会社Pharmarket(本社:東京都新宿区、代表取締役:高山 仁、以下 「Pharmarket」)の発行済株式を取得する株式譲渡契約を、株式会社セプテーニ・ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤 光紀)と締結しましたのでお知らせします。なお、2021年4月を目途にPharmarketの全株式を取得し、連結子会社とする予定です。
Pharmarketは2014年「患者に寄り添う薬局を支援する」を企業理念に設立され、薬局における不動在庫の買取および販売を行う医薬品二次流通事業の運用と、薬局の対人業務サポートシステムの開発を行っています。
薬局に備蓄されている医薬品には、患者さんの症状の変化に応じた処方内容の変更や治療の終了等により、使用期限を迎えて廃棄されるリスクが存在します。Pharmarketは医薬品二次流通事業を通じて、薬局経営の重荷となる廃棄リスクを軽減するとともに、必要な薬を安価に提供することで経営を支援しています。
売主買主双方が薬局であることの徹底した身元確認、商品一つひとつの丁寧な検品、トレーサビリティの担保など、特に安心安全を優先した運営を重視しており、全国の登録薬局軒数は7,871軒にのぼります(2021年3月時点)。
カケハシは「日本の医療体験を、しなやかに」をミッションに掲げ、調剤薬局向けの薬局体験アシスタント
「Musubi」を通じた薬歴作成業務の効率化、患者コミュニケーションの充実化、経営数字の見える化を支援しています。今後はPharmarketとの連携により、医薬品の欠品や在庫リスクの軽減といった、今までカケハシ単独では実現しえなかった薬局の課題解決に取り組み、患者さんに寄り添う薬局に向けたトータルサービスの充実に邁進します。
これからの薬局に求められる「患者満足」。それは患者さん一人ひとりに向き合う薬局スタッフの「働き方改革」なくして実現するものではありません。そして働き方改革は、適切な「店舗の状況把握」があってこそ。Musubiはその全てをサポートし、薬局・薬剤師と患者さん“双方”の薬局体験を向上させる、従来の電子薬歴とは明確に異なる新時代のサービスです。2017年8月のリリース以来、導入店舗を順次拡大しています。
処方にあわせた薬剤情報、患者さんの健康状態や生活習慣にあわせた指導内容・アドバイスを、Musubiが自動で提示。それを活かした服薬指導を、MusubiのタブレットPCを患者さんと一緒に見ながら行えるようにすることで、薬剤師と患者さんとの円滑なコミュニケーションを実現します。
また、指導中にMusubiの画面をタッチすれば、薬歴の下書きが自動で作成。これにより患者コミュニケーションと薬歴記入が同時並行となり、従来、服薬指導とは別に毎日数時間かかっていた薬歴記入による業務負担が大幅に削減されます。
さらに、こうした業務の状況や店舗の経営状況、患者さんとの関係性をデータで見える化。新たに義務化されることとなった服薬期間中のフォローアップに関しても、専用のアプリによって、現実的な業務フローの構築をアシストします。
サービス紹介 https://musubi.kakehashi.life/
会社名 株式会社カケハシ
設 立 2016年3月30日
所在地 東京都中央区築地4丁目1-17 銀座大野ビル9F
U R L https://www.kakehashi.life/
会社名 株式会社Pharmarket
設 立 2014年1月
所在地 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号
U R L https://corp.pharmarket.co.jp/
会社名 株式会社セプテーニ・ホールディングス
設 立 1990年10月
所在地 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号
U R L https://www.septeni-holdings.co.jp/
株式会社カケハシ 広報担当
メール: pr@kakehashi.life
電 話: 03-5357-7853